• HOME
  • ボディケア
  • 体臭・加齢臭対策:生活習慣からクリニックでの治療まで徹底解説

体臭・加齢臭対策:生活習慣からクリニックでの治療まで徹底解説

体臭・加齢臭対策
ボディケア
スポンサーリンク

体臭・加齢臭の原因

ワキや足の裏、頭のニオイや口臭など、体臭・加齢臭には様々な種類があり、原因もそれぞれです。まずは、様々な部位の体臭・加齢臭の原因を、一つずつ確認していきましょう。

全身の体臭・加齢臭の原因

口以外の体臭・加齢臭の共通点は、皮脂の過剰分泌です。全身の皮膚の表面には、肌内部の水分の蒸発を防ぐための「皮脂」があります。皮脂は、うるおいのある肌をキープして肌トラブルを防ぐという重要な役割を果たしていますが、過剰に分泌されると、雑菌が皮脂を分解してニオイを発生させるのです。

皮脂は、加齢や脂っこい食事、生理前のホルモンバランスの乱れなどによって過剰に分泌されます。このうち、加齢による皮脂の過剰分泌によって引き起こされるニオイを加齢臭といいます。

頭のニオイの原因

頭皮の皮脂が過剰になったり、フケがでたりすると、皮脂やフケを栄養源にして細菌が増えて、ニオイを発生させます。

口臭の原因

口臭の原因は、虫歯や歯周病、口の中の乾燥による雑菌の増殖、胃炎や逆流性食道炎、慢性的な便秘、飲酒、喫煙、ニンニクやネギ、ホルモンバランスの変化など様々です。

ワキのニオイの原因

ワキガは腋臭症(えきしゅうしょう)とも呼ばれ、独特なニオイを発生させる状態です。汗を出す汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺があります。エクリン腺から出る汗はほぼ無臭なのですが、アポクリン腺から出る汗にはタンパク質やアンモニアなどが含まれており、それを皮膚の常在菌が分解することで体臭・加齢臭を発生させてしまうのです。

つまり、ワキガの方はアポクリン腺の数が多いということです。原因は詳しくはわかっていませんが、遺伝が関係しているといわれています。また、肉類や乳製品などを多く摂ると、ワキガになりやすいとの見解もあります。

足のニオイの原因

足の裏には、エクリン腺がたくさんあります。エクリン腺から出る汗はほぼ無臭ですが、皮脂を雑菌が分解して発生させたニオイが汗によって飛散されることで、足のニオイが強くなってしまうのです。

夏に裸足で靴をはいたり、ブーツを長時間はいたりすることでニオイが強くなります。

食事や洗髪などの習慣を見直そう

体臭・加齢臭の原因を突き止めたら、それに合わせて対策をしましょう。次のようなことを心がけることで、体臭・加齢臭を抑えられるかもしれません。

抗酸化物質を摂る

抗酸化物質の美容効果

過剰な皮脂は、活性酸素によって酸化して、ルネナールというニオイの素に変わります。そのため、活性酸素による酸化を抑える「抗酸化物質」を積極的に摂ることで、皮脂が原因の体臭・加齢臭を抑えられる可能性があります。

抗酸化作用は、ビタミンCやビタミンE、β-カロテンなどにあり、それぞれ次のような食品に含まれています。

ビタミンC
レモン、芽キャベツ、ピーマン、ゆずの果皮、アセロラ

ビタミンE
アーモンド、植物油、うなぎ、たらこ、アボカド、かぼちゃ

β-カロテン
にんじん、ピーマン、かぼちゃ、ほうれん草、スイカ

体臭・加齢臭対策として、これらの食品を積極に摂るだけで、ニオイが抑えられて気にならなくなるかもしれません。

正しい方法で洗髪する

正しい洗髪方法と適切なシャンプー選びで頭皮が変わる|体臭・加齢臭対策

頭皮の過剰な皮脂は、ホルモンバランスや脂っこい食事などが原因となりますが、洗いすぎることで必要な皮脂まで落ちてしまった場合にも、皮脂が過剰に分泌されます。そのため、正しい方法で洗髪することが、体臭・加齢臭対策に繋がるのです。次のように洗髪しましょう。

(1)ブラッシングをする
髪を洗う前にブラッシングをすることで、シャンプーをするときに髪が引っ張られて抜ける心配が少なくなります。また、お湯がしっかりと頭皮へと届くようになることもメリットです。

(2)しっかりと髪を濡らす
髪を十分に濡らさないままシャンプーをつけてしまうと、しっかり泡立たなくなります。泡立て対策として、髪を十分に濡らしましょう。また、熱すぎるお湯で洗うと必要な皮脂まで落としてしまうので、38℃前後に調整してください。

(3)シャンプーを泡立てる
シャンプー液をそのまま髪につけると、強すぎる洗浄力によって必要な皮脂まで落としてしまいます。手の平で十分に泡立ててから髪につけていきましょう。

(4)指の腹で丁寧に洗う
ゴシゴシと爪を立てて洗うと、必要な皮脂まで落としてしまうだけではなく、頭皮が傷ついてトラブルに繋がります。指の腹で丁寧に洗うことを心がけましょう。

(5)しっかりすすぐ
シャンプーが頭皮に残ると刺激になり、頭皮トラブルの原因となるので、丁寧にしっかりとすすぎましょう。

このように正しい洗髪を心がけていても入浴後に頭皮の乾燥を感じるのであれば、それは使っているシャンプーの洗浄力が強すぎるのかもしれません。自分に合ったシャンプーを選んでしっかり対策しましょう。

汗によるニオイの飛散を抑える

ほぼ無臭のエクリン腺から出る汗は、蒸発するときにニオイを飛散させてしまいます。そのため、ワキガではなかったとしても、汗をかいたらこまめに拭きとることが大切です。また、吸水速乾の綿素材の下着は身につけることで、汗による体臭・加齢臭を抑えることができるのでおすすめです。

ワキ毛を処理する

ワキ毛が生えていると蒸れやすくなるため、雑菌が増えて体臭・加齢臭の悪化の原因となります。冬場はワキを見られる機会がないため、お手入れをサボっている方もいるでしょう。お手入れが面倒な場合は、脱毛することをおすすめします。医療機関で受ける医療レーザー脱毛は、発毛組織を破壊して毛を生えにくくできるので、体臭・加齢臭対策にぴったりです。

ただし、ワキガの原因にアプローチして対策するものではないので、あくまで体臭・加齢臭対策の1つとして実践しましょう。

医療機関で治療を受ける

プロの手を借りる体臭・加齢臭対策|

ワキガや慢性胃炎、逆流性食道炎、歯周病や虫歯などの病気が体臭・加齢臭の原因の場合は、医療機関で治療を受けましょう。原因となる病気を治療することで、体臭・加齢臭を抑えられます。中でもワキガは独特なニオイによってコンプレックスに感じる方が多いため、早めに対策することが大切です。ワキガには、次のような治療法があります。

手術療法

ワキの皮膚を切開して裏返し、アポクリン腺を取り除いていきます。体臭・加齢臭の原因となるアポクリン腺を除去できるため根本的な対策となりますが、傷跡が残るリスク・デメリットがあります。

ボトックス注射

傷跡を残さずに治療したい方には、ボトックス注射をおすすめします。ボトックス注射は、汗の分泌を抑える作用があるため、ワキガによる体臭・加齢臭を抑えられます。ただし、手術療法とは違い、根本的な対策にはならないため、定期的な注射が必要です。

体臭・加齢臭対策におすすめのアイテム

デオドラントスプレーで体臭・加齢臭対策

体臭・加齢臭を抑えるために生活習慣や食事を見直しても、十分に改善しない場合があります。体臭・加齢臭に悩むことで人とのコミュニケーションが嫌になり、自信を失うことにも繋がるでしょう。次のような体臭・加齢臭対策グッズを使うことで、ニオイをより強く抑えることができます。

デオドラントスプレー

デオドラントスプレーは、体臭・加齢臭対策の基本です。汗を抑えるものと雑菌の繁殖を抑えるものがあります。雑菌が皮脂を分解して体臭・加齢臭を発生させ、汗が蒸発するときに周囲へとニオイを飛散させるため、汗と雑菌の両方の対策ができるものを選ぶことが大切です。

汗を抑えるデオドラントスプレーには、汗に含まれるタンパク質と反応して固まる金属塩が含まれています。その固まったものが汗腺を塞いで汗を抑えるのです。雑菌を抑えるものには、殺菌剤や銀イオンが含まれたものがあります。汗と雑菌の両方の対策ができれば、体臭・加齢臭をしっかり抑えられるでしょう。
ただし、完全に体臭・加齢臭を消すことはできません。そのため、体臭・加齢臭をごまかすために、様々な香りがついたデオドラントスプレーが広く出回っています。

汗取りパッド

汗を吸水してくれる汗取りパッドを使いましょう。汗が肌に長く留まると体臭・加齢臭が発生するので、汗取りパッドによって汗をすぐに取り除くことで体臭・加齢臭を抑えられるのです。また、汗取パットには、ミョウバンや銀イオンなどの成分をスプレーしておくと、より一層効果が高まります。

ミョウバン水

ミョウバン水には、雑菌の繁殖を抑える効果、汗を抑える効果、ニオイそのものを抑える効果が期待できます。ミョウバン水の作り方は次のとおりです。

(1)ドラッグストアなどで購入できるミョウバン50gを1.5Lのペットボトルに入れます。

(2)水道水を満タンまで入れてフタを閉めます。

(3)ミョウバンを水に溶かすために、しっかりと振ります。

どうしてもミョウバンが水に溶けない場合は、そのまま24時間放置すると自然に溶けます。ミョウバン水は、スプレーボトルに入れてワキに直接吹きかけるのがおすすめです。また、ガーゼにつけて気になるところを拭くのもよいでしょう。普段からミョウバン水を持ち歩いて、体臭・加齢臭が気になるときに使うことをおすすめします。

消臭成分が配合された石鹸やシャンプー

体臭・加齢臭対策のおすすめアイテム

消臭成分が配合された石鹸やシャンプーで身体や髪を洗うことで、体臭・加齢臭を抑えられるでしょう。様々な消臭成分がありますが、肌に優しい天然由来の茶葉や柿渋が配合されているものがおすすめです。殺菌効果によって、体臭・加齢臭の原因を根本から対策できます。
天然成分だからと言って、必ずしも肌トラブルが起こらないとは限らないので、もし肌に刺激を感じた場合は使用を中止しましょう。

まとめ

体臭・加齢臭の原因に合わせた様々な対策法をご紹介しました。以下にまとめましたので、もう一度確認していきましょう。

 ビタミンCやEなどの抗酸化物質を摂る

 正しい洗髪を心がける

 デオドラントスプレーや汗取りパッドを使う

 ワキガや逆流性食道炎など体臭・加齢臭の原因を治療する

体臭・加齢臭はコンプレックスに繋がり、コンプレックスは自信を失うことに繋がります。前を向いて人生を歩めるように、しっかり対策していきましょう。

スポンサーリンク

医療・美容ライター RYOTA KATO

医療・美容ライター。 2012年からフリーランスとしてライターを始め、執筆本数は9,000本以上に昇る。情報の正確性とわかりやすさにおいて医師からも好評。正...

プロフィール

関連記事