首やうなじにできたニキビが痛い!どうすれば上手に治せるの?

首やうなじにニキビができ、痛みを伴う場合は、そこに炎症が起きている可能性が高いです。
そのニキビ、赤く熱を持ったような状態になっていませんか?
炎症の起きた首にきびを放置すると…
このまま放置してしまうと炎症はどんどん進み、やがて膿を持った「黄ニキビ」に移行してしまいます。
黄ニキビはなかなか治らないだけでなく、周辺の組織が破壊されてニキビ跡が残る可能性が高くなってしまうこともあります。
ニキビ跡をなるべく残さないためにも、早めに処置をして炎症を鎮めましょう。
首やうなじにできるニキビの上手な対処法について説明します。
首ニキビが傷む時にしてはいけないこと
首ニキビが痛くても触らない
ニキビや吹き出物が痛むと、つい気になって何度も触ってしまいます。
しかし、これをやると手についた雑菌が入り込んで余計に悪化させる可能性があるので、触らないようにしましょう。
もちろん、潰すことも避けてください。
首ニキビは清潔に保つ
そして、首を常に清潔を保つことが大切。
汚れたまま放置すると炎症がどんどんひどくなるので、いつも以上にキレイにしておくことが大切です。
汗をかいたらすぐに拭き取り、入浴時にはニキビ部分に刺激を与えないよう優しく洗いましょう。
痛みを伴う首ニキビの治し方
炎症を起こした痛い首ニキビは皮膚科へ
炎症を起こしてしまったり、しこりになってしまった首ニキビは、残念ながらセルフケアだけではなかなか治りません。
ここまで進行すると専門医による治療が必要となってくるので、早めに皮膚科で相談しましょう。
痛い首ニキビの治療法
治療には「ダラシンTゲル」などの塗り薬や「ミノマイシン錠」などの内服薬が使われています。
まずは薬(抗生物質)でニキビの炎症を抑え、症状が安定してきたところでニキビのできにくい肌にするための治療を始める形が一般的です。
赤ニキビ・黄ニキビといった炎症性ニキビには、医師の治療が必要なケースが多いです。
炎症が皮膚の深いところまで達してしまうと、色素沈着やニキビ痕を残してしまいますので、早期治療がカギとなります。
スキンケアをしっかりと行う
また、首ニキビの主な原因としてスキンケア不足が挙げられます。
ニキビ治療だけでなく今後の予防のためにもスキンケアは非常に重要です。
洗顔後はインナードライ(肌の内側が乾燥することで余分な皮脂が出ること)を防ぐためにきちんと保湿をしましょう。
自宅での首ニキビケアに関する注意点
痛い首ニキビは刺激に弱い
痛みを伴う首ニキビは、炎症によっていつもより刺激に敏感になっています。
合成添加物などの刺激によって治りが遅れるのを防ぐためにも、石鹸・ボディーソープやスキンケア用品は低刺激タイプのものを用意しましょう。
洗う前に半身浴でしっかり毛穴を開かせておくと、汚れが取り除きやすくなり、血行も良くなるの試してみてください。
首ニキビ周辺のすすぎ残しに注意
首周りや首の後ろは意外にボディーソープのすすぎ残しが多い箇所でもあります。
ボディーソープだけでなくシャンプーやコンディショナーのすすぎ残しも悪化の原因になるので、丁寧に洗い流してくださいね。
首ニキビケアのカギは保湿!
そして、しっかり保湿して水分と油分のバランスを整え、バリア機能を高めることが大切。
肌が乾燥していると、余分な皮脂が分泌されてニキビの元にもなってしまいます。
新しいニキビを作らないためにも、しっかり潤いを与えてあげましょう。
ターンオーバー促進で首ニキビのない肌へ
スキンケアだけでなく、生活習慣の見直しも非常に重要です。
早寝早起き・栄養バランスのとれた食事・適度な運動を心がけて、ホルモンバランスを整えてあげることで、乱れていたターンオーバー周期が整ってきます。
忙しくて生活習慣の見直しが難しい、という方にはターンオーバーを促すケア用品を併用するのもおすすめです。