いちご鼻を治す!原因と対策まとめ【2018年版】

いちごの種のようにブツブツしたいちご鼻。
顔のど真ん中にある鼻が黒ずんでいると、顔全体の印象が暗く見え、メイクのノリも悪くなります。
しかも、放っておくとニキビや吹き出物のリスクも高まり、シミ・そばかすやくすみ、色むらなど色素沈着の原因にも。なるべく早い段階で、しっかりケアしていくのがおすすめです。
そこで、今回は悩ましい「いちご鼻」の原因と治し方をまとめてご紹介します。
小学生・中学生の頃から悩んでいたなんて方も、ぜひ一つ一つの原因と治し方をチェックして正しい「いちご鼻」ケアを身に着けていきましょう。
めざせ、美鼻!!
いちご鼻とは?
いちご鼻とは、その名の通り、ブツブツと毛穴が目立つ鼻のことです。
クレーター状の凸凹肌や、本物のいちごさながらに種のような黒いニキビがあるものなど、いくつかのタイプがあります。まず、このブツブツの原因をチェックしてみましょう。
いちご鼻の原因
乾燥と皮脂過剰
鼻と言えば、顔の中でも特に皮脂が出やすい場所。乾燥とは無縁と思われる方も多いのでは!?
でも、肌は乾燥が過ぎると、自分で皮脂腺からどんどん皮脂を分泌して潤いを保とうとします。皮脂は、肌を守る上で欠かせない成分ですが、同時にアクネ菌などニキビの原因菌を増殖させて肌トラブルにつながります。もちろん、いちご鼻になるリスクも高まります。
一方で、もともと皮脂腺が大きかったり、生活習慣やストレスなどの影響で皮脂の分泌が過剰になっているケースもあります。この場合、睡眠や食事などの生活環境を見直してホルモンバランスを整えることが先決です。
毛穴の開き
皮脂が過剰に分泌されると、皮脂腺が大きくなり、毛穴が開いてしまいます。加齢による肌のたるみが更に開いた毛穴を引き延ばします。また、ニキビなどの肌トラブルの跡は毛穴が開きやすい状態となり、放置しておくと更にその危険性が高まります。開いた毛穴には、ニキビができやすく、汚れも詰まりやすくなり、いちご鼻など肌トラブルの悪循環を招きます。
毛穴詰まり
いちご鼻の最大の原因の一つは、汚れやメイクの洗い残し、皮脂や、古い角質が開いた毛穴に残ってたまっていき、毛穴の角栓が詰まってしまうことです。これらの汚れや皮脂、古い角質は酸化して黒ずみ、ざらざらとした感触になります。この場合、まずは毛穴を引き締める事が大切です。
いちご鼻になりやすい人は?
以下のチェックリストでチェックしてみてください。
思い当たる人は要注意です。
いちご鼻の治し方
コスト0円!すぐに試せるいちご鼻の治し方
いちご鼻を始め、あらゆる肌トラブルを解決するうえで、地道な毎日のお手入れに勝るものはありません。まずは、ここから始めましょう。
洗顔の改善
メイク落としがしっかりできていない気がする…そんな方は、まず洗顔から見直しましょう。
冷たすぎる水は、汚れを落ちづらくし、熱すぎるお湯はお肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうのでNG!ぬるめのお湯で、優しく洗顔しましょう。洗顔の時間は1~2分がベスト。皮脂を洗い流す働きのある洗顔料を長時間お肌に載せておくのは避けた方が良いでしょう。
洗顔で毛穴の詰まりを改善することは、いちご鼻・いちご肌を改善する基本です。
より詳しい洗顔方法は「美肌を作る洗顔術」をご覧ください。
食生活の改善
偏った食生活は、肌トラブルの最大の原因の一つ。遺伝によるいちご鼻だと思っていた方も、実は食や生活習慣が似ているだけという可能性もあります。肌トラブルが気になる時には、糖類や脂肪過多の食事やお菓子はなるべく控えましょう。
逆に、ビタミンやミネラル、食物繊維などお肌に良い栄養素の含まれた「バランスの良い食事」をしっかり摂ります。これを食べておけば大丈夫という魔法のような食物は存在しません。
神経質になりすぎない範囲で間食を控え、1日の中でなるべく過不足なく偏りない食生活を目指しましょう。また、こまめに水分を摂ると、お肌の老廃物が流れやすくなり、お肌のターンオーバーも活性化します。いちご鼻・いちご肌の改善にも欠かせません。
こちらの記事では美肌に効果的な栄養素と食べ合わせをご紹介していますので併せてチェックしてみてください。
睡眠の改善
睡眠不足はいちご鼻はもちろん、あらゆる肌トラブルの原因になります。質の低い睡眠も同様です。寝ているのに寝足りない方は要注意です。
良質な睡眠を摂るために必要な条件は、副交感神経を優位にして睡眠のスイッチを入れやすくすることが大切です。快適な温湿度、照明、音、香りといった睡眠環境にも気を配りましょう。
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、お肌のターンオーバーを助け、いちご鼻・いちご肌を改善する手助けをしてくれます。
してはいけないいちご鼻ケア
いちご鼻を治そうと、角栓を毛抜きや爪などで抜くと、肌に大きなダメージを与え、取り返しのつかない事態を招く可能性があるので、決して抜かないようにしましょう。また、「一度でつるんと角栓がキレイになる」という謳い文句のシートタイプの毛穴ケア用品にも注意しましょう。
肌表面の角質を無理にはがせば、傷ついた肌にまた汚れや皮脂が溜まり、新たな毛穴トラブルの原因になり、最悪の場合、細菌が蔓延して炎症を起こしてしまいます。また、オイルと綿棒で角栓や汚れを取るという方法が一時期話題になりましたが、それもおすすめしません。
角栓の70%はタンパク質であり、オイルでマッサージしても角栓が取れることはほぼなく、逆に綿棒でこすることで肌に刺激を与えて肌トラブルを助長する可能性の方が高いのです。
絶対治したい!いちご鼻の徹底改善方法
いちご鼻を徹底的に改善するには、上記のお手軽な改善方法と並行して、以下の2つを徹底していくしかありません。
特化型スキンケア
日進月歩で進化するスキンケア商品には優れた毛穴ケア効果を持つものが沢山あります。上で「いちご鼻の原因」としてご紹介したそれぞれのタイプに合うものを選びましょう。
ごく一部・皮脂過剰タイプの方を除いては、保湿が何にも増して大切です。油分ではなく水分をしっかりと肌に与えるものを選びましょう。
また、毛穴をきれいにして引き締めるパックを使ってみるのもおすすめです。その際、シートタイプは肌表面の角質をごっそりこそげ落として肌にダメージを与える可能性があるので避けるのが賢明です。
皮膚科・美容クリニックでの治療
セルフケアだけではどうしてもいちご鼻を改善できない時には、皮膚科や美容クリニックでの治療を行うのも選択肢の一つです。信頼のできる専門家に相談し、レーザーやフォトフェイシャルにケミカルピーリングなど、今の肌状態に合う最適な治療を提案してもらいましょう。できれば2つ以上の皮膚科・美容クリニックに話を聞いてみるのがおすすめです。
いちご鼻・いちご肌の場合は、一度で完治するのは難しい可能性が高いため、必ず予め治療にかかる費用と期間を確認しておきましょう。
いちご鼻の治し方まとめ
毛穴に汚れや皮脂がたまっているいちご鼻を治す決め手は、なるべく早い段階でコツコツと地道にケアしていくことです。より良い生活習慣を作り、乾燥・毛穴の開き/詰まりといった原因を解決する効果のあるスキンケアを続けていきましょう。
あまりに気になる場合は、肌に負担をかけないクレイタイプのパックを使ってみるのも手です。
お肌のターンオーバーの周期は、人により異なりますが28日~40日程度とされています。1か月後・2か月後のつるんとした美鼻をイメージして、今からいちご鼻ケアをはじめていきましょう。